校内研究通信の効果

 研究主任を務めるにあたり、他校で研究主任をされていたご経験のある先生(M先生)に相談をしました。そこで言われたのが「校内研究の通信を作った方がいいよ。」ということでした。

 私は昨年、一昨年と学年だよりを作ることが趣味でした。M先生はその2年間同じ学年だったため、私が思いを言語化するのが好きだということをよくご存じだったのです。そこで、私が研究主任をするにあたり、通信を作ることを提案してくださいました。

 その先生自身研究主任時代に通信を作成されていて、それがちょっとずつ効いていった実感をお持ちでした。特におすすめされたのが、他の先生の授業を見学して、言語化するものでした。これによって、授業者の先生が授業を客観視することができるだけでなく、モチベーションアップにもつながるというのです。

 私も早速この4月から2週間に1度程度ではありますが、他の先生の授業見学を行って校内研究通信で授業を言語化しています。始める前は授業見学をお願いすることのハードルが高いと感じていたり、通信に載せることに抵抗がある先生が多いのではないかと考えていました。しかし、意外とどの先生もあっさり承諾してくださって、授業を見学したり、通信を作成することができています。

 中には、その時の授業のプリントを「これ通信に載せますか?」と私にくださる先生もいます。そして、通信を読んだ先生が「その視点は無かったですわ。」と読んだ感想を教えてくださったりします。私も感想を教えて下さった先生に「次授業見学行ってもいいですか?」とお願いしやすくなってきました。

 校内研究通信では他にも研修参加へのお礼を書いたり、書籍紹介を行ったりしています。校内研究通信を通して、先生方のモチベーションアップとインプットにつながればいいなと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました